【保存版】結婚式にタブーなお花|縁起がよいお花も紹介

【保存版】結婚式にタブーなお花|縁起がよいお花も紹介

「結婚式にタブーなお花ってなんだろう」

「結婚式で縁起がよいお花を知りたい」

「結婚式でタブーなお花の特徴が知りたい」

などとお考えではありませんか?

タブーなお花を知らないと、相手を不快な思いにさせてしまうかもしれません。

本記事では、結婚式にタブーなお花と併せて、縁起がよいお花を紹介します。

最後まで読むと、タブーなお花の特徴がわかり、避けられます。

この記事の監修者

五十嵐 平

福井県生まれ。日本フラワーカレッジ卒業後、東京、南青山のフラワーショップで修行。現在は株式会社いがらしの代表。
常に贈る人、贈られる人の立場で、その瞬間が一生の思い出となるような感動をあたえられるように、サービス・商品の改善に努めております。

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結婚式でタブーなお花の特徴

結婚式でタブーなお花の特徴

結婚式でタブーなお花の特徴は以下のとおりです。

  • 香りがきついお花
  • 葬祭に関連するお花
  • 悪い花言葉があるお花
  • 花粉アレルギーに関するお花
  • 風水的によくないドライフラワー

順番に解説します。

【特徴①】香りがきついお花

香りが濃厚な花、特にユリのような種類は、その強烈な香りが食事の楽しみを損なう可能性があります。

そのため、食卓周りでは控えめな香りの植物を選択することが推奨されます。

【特徴②】葬祭に関連するお花

葬儀で一般的に使用される菊のような花は、不吉な象徴とみなされることがあります。

そのため、これらの種類の花は特に避けた方が良いとされています。

【特徴③】悪い花言葉があるお花

たとえば、以下のお花は悪い花言葉があります。

  • 紫陽花が「移り気」
  • 黄色いバラが「不誠実、別れ、嫉妬」
  • 黄色いカーネーションが「軽蔑、愛情の不安定」
  • 黄色いユリが「人の目をごまかし、だます」

などの否定的な意味を持つ花言葉を持ち、キキョウは花言葉自体に問題はないものの、「不吉」という印象を与えがちです。

これらの花は時代と共にその解釈が変化してはいるものの、新郎新婦にこれらの花に対する特別な愛着がない限り、選ばない方が賢明とされています。

【特徴④】花粉アレルギーに関するお花

結婚式に参加されるゲストの中には、毎年花粉症に悩まされている方もいるかもしれません。

そのため、スギやヒノキなど、花粉アレルギーを引き起こす可能性のある植物は避けた方が良いでしょう。

これにより、全てのゲストが快適に式を楽しめるようになります。

【特徴⑤】風水的によくないドライフラワー

ドライフラワーはそのスタイリッシュな見た目で多くの人々に支持されていますが、一方で年配のゲストからは必ずしも好意的に受け取られないことがあります。

その理由としては、風水上の考え方で縁起が悪いとされる場合や、「枯れた=活気がない」という感じを与えるためです。

実際に、結婚式でドライフラワーを使用した際に、「縁起が悪い」とのフィードバックを年配の参加者から受けた例も報告されています。

関連記事:結婚式にピッタリな花言葉を持つお花10選|贈るときの注意点も解説

結婚式でタブーなお花の種類

結婚式でタブーなお花の種類

結婚式でタブーなお花の種類は以下のとおりです。

  • 紫陽花
  • 黄色いバラ
  • 黄色のカーネーション
  • 黄色のゆり
  • 鉄砲ゆり

タブーなお花でも、メインとなるような使い方ではなく、一部使用するといった場合や、贈られる人や使う人が気にしなければ問題ありません。

【種類①】紫陽花

紫陽花、日本原産でアジサイ科に属するこの美しい花は、6月と7月に紫、青、ピンク、白といった鮮やかな色で開花します。

その魅力的な色彩は梅雨の季節に特に引き立ちますが、「移り気」という花言葉が結婚式での使用には推奨されない理由となっています。

【種類②】黄色いバラ

バラは結婚式での装飾において広く選ばれる花であり、その中でも黄色いバラは「不誠実」や「嫉妬」、「忘れましょう」といった複数の花言葉を持ちますが、「君のすべてが可憐」というポジティブな意味も含まれています。

黄色いバラを選ぶ際にはこれらの花言葉に注意が必要です。

他の色のバラは結婚式に適した選択肢で、幅広い色から好みに合わせて選べます。

【種類③】黄色のカーネーション

黄色いカーネーションは「友情」や「ユニークな視点」のようなポジティブな花言葉を持つ一方で、「嫉妬」、「侮蔑」、「軽視」といったネガティブな意味合いも含んでいます。

対照的に、カーネーション全般は「神の愛」や「純粋で深い愛」といった結婚式にふさわしい花言葉を持っています。

特に「母の日」に選ばれる赤やピンクのカーネーションは「母の愛」を象徴し、赤色は「愛情と情熱」、白色は「純潔と安定」を表します。

黄色を除く他の色のカーネーションは5月の象徴でもあり、結婚式での使用に適しています。

【種類④】黄色のゆり

黄色いユリは「陽気」と「偽り」の対照的な花言葉を持ち、ゆりの花全体には「純粋」と「威厳」が象徴されています。

各色や種類によって異なるメッセージを持つゆりの中で、赤やピンクは「見栄張り」を、黒いユリは「まじない」と同時に「慕う」を意味します。

白いユリは「純粋」や「無垢」を象徴し、結婚式で好まれる色の1つです。

しかし、他の色のユリは裏表のある花言葉を持つため、選択時には注意が必要です。

カサブランカというユリ科の品種は、その美しい花姿と花言葉で結婚式に最適です。

【種類⑤】鉄砲ゆり

鉄砲ユリは「純潔」、「甘美」、「威厳」といった結婚式に適した花言葉を持ちながらも、その強烈な香りが理由でおすすめできない場合があります。

結婚式での花選びでは、色や種類だけでなく、花の香りも重要な考慮事項です。

香りが強すぎると、ブーケやテーブル装飾に使用する際に不快感を与える可能性があります。

さらに、葬儀でよく使用される花も結婚式には避けるべきです。

白いユリは「純潔」という美しい花言葉を持つものの、葬儀で用いられることが多いため、結婚式での使用は控えめにすることが望ましいでしょう。

代わりに、「純潔」を象徴する青い花、例えばデルフィニウムやブルースターなどを取り入れたアレンジメントがおすすめです。

結婚式で使いたい縁起のいいお花

結婚式で使いたい縁起のいいお花

結婚式で使いたい縁起のいいお花を春夏秋冬別で説明します。

  • 春におすすめのお花
  • 夏におすすめのお花
  • 秋におすすめのお花
  • 冬におすすめのお花

順番に解説します。

春におすすめのお花

春におすすめのお花は以下のとおりです。

  • チューリップ
  • すずらん

順番に解説します。

チューリップ

チューリップの花言葉は「真実の愛」です。

春の訪れを象徴するチューリップは、その愛らしい姿で多くの人々に愛されており、結婚式の装飾にも頻繁に選ばれる人気の花です。

豊富な色彩が特徴で、結婚式の会場を明るく華やかに演出できます。

主に4月から5月にかけて咲き、赤、ピンク、白、黄色などの人気の色があります。

桜の花言葉は「純潔、優美な女性」です。

桜は日本の象徴的な花であり、その美しさと儚さから結婚式にもぴったりの選択と言えます。

主に3月から5月にかけて花開き、淡いピンクから鮮明なピンク色まで多様な色合いが楽しめます。

すずらん

すずらんの花言葉は「愛らしさ、純粋」です。

鈴を思わせる愛らしい形のすずらんは、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式でブーケに選ばれたことでも知られています。

この花は4月から6月にかけて開花し、清純な白色が特徴です。

夏におすすめのお花

夏におすすめのお花は以下のとおりです。

  • ひまわり
  • かすみ草
  • アスチルベ

順番に解説します。

ひまわり

ひまわりの花言葉は「愛慕・あなただけを見つける」です。

夏の象徴であるひまわりは、その太陽を思わせる明るい花姿で見る人に活力を与えます。

陽気で明るい雰囲気の結婚式に最適な選択肢です。

一般的に6月から8月にかけて開花し、鮮やかな黄色が特徴的ですが、白色の種類も存在します。

かすみ草

かすみ草の花言葉は、「幸福・感謝」です。

かすみ草はその繊細な小さな白い花で可憐な雰囲気を醸し出し、どんなシーンも女性らしく優雅に彩ります。

主に5月から7月にかけて開花し、白やピンク色の花が特徴です。

アスチルベ

アスチルベの花言葉は「自由・落ち着いた明るさ」です。

アスチルベは、その細やかで集まった花々が繊細かつ目を引く存在感を放ち、結婚式に柔和で穏やかなムードをもたらします。

この花は5月から9月にかけて咲き誇り、白、ピンク、赤、茶色といった多彩な色が楽しめます。

秋におすすめのお花

秋におすすめのお花は以下のとおりです。

  • ピンポンマム(ピンポン菊)
  • コスモス
  • バラ

順番に解説します。

ピンポンマム(ピンポン菊)

ピンポンマムの花言葉は「高貴・君を愛す」です。

ピンポンマムはその丸くて可愛らしいフォルムで、小さな花々が集まり上品さを演出します。

開花期は秋の9月から11月にかけてで、白、黄、ピンク、赤、緑といった豊富な色のバリエーションが魅力的です。

コスモス

コスモスの花言葉は「乙女の純真・優美」です。

コスモス、秋桜としても知られ、その秋に咲く華やかな花は秋の結婚式にぴったりです。

その大きな花びらは目を引き、ゲストに強い印象を残します。主に9月から11月に開花し、白、赤、ピンク、黄色といった多彩な色彩があります。

バラ

バラの花言葉は「愛・あなたを愛しています」です。

バラは年間を通じて人気のあるブーケの選択肢であり、特に秋にはその季節特有の暖色系のニュアンスカラーが見られるため、秋のウェディングに特におすすめです。

茶色や淡いピンク色のバラはブーケに加えると洗練された雰囲気を演出します。

開花期は5月から10月までで、白、ピンク、青、紫など様々な色がありますが、黄色いバラは以前にも触れたように花言葉に注意が必要です。

冬におすすめのお花

冬におすすめのお花は以下のとおりです。

  • ポインセチア
  • カトレア
  • シンビジウム

順番に解説します。

ポインセチア

ポインセチアの花言葉は「祝福・清純」です。

クリスマスシーズンには、ポインセチアの鮮やかな赤い葉が特別な幸福感をもたらします。

この時期になると、多くの人々がその華やかな姿に心を奪われます。

ポインセチアは11月から1月にかけて開花し、赤だけでなく黄、白、ピンクといった色のバリエーションも楽しめます。

カトレア

カトレアの花言葉は「魅力的・気品」です。

カトレア、洋ランの中でも特に「女王」と称されるこの花は、その壮麗な美しさで結婚式のテーブル装花やブーケに主役として選ばれることが多いです。

豊かな色合いと華やかな雰囲気が特徴で、9月から翌年3月にかけての長い開花期間を持ち、赤、ピンク、オレンジ、黄、緑、紫といった豊富な色の選択肢があります。

シンビジウム

シンビジウムの花言葉は「高貴な美人・飾らない心」です。

シンビジウムは、胡蝶蘭と並ぶ贈り物に最適な人気の花で、特別なお祝い事にはまさにぴったりです。

この花は12月から4月にかけて開花し、白、黄、ピンク、赤といった鮮やかな色彩が特徴です。

まとめ【結婚式にタブーなお花を把握しましょう】

今回は、結婚式にタブーなお花と併せて、縁起がよいお花を紹介しました。

結婚式でタブーなお花の種類は以下のとおりです。

  • 紫陽花
  • 黄色いバラ
  • 黄色のカーネーション
  • 黄色のゆり
  • 鉄砲ゆり

タブーなお花でも、メインとなるような使い方ではなく、一部使用するといった場合や、贈られる人や使う人が気にしなければ問題ありません。

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