発表会で花束を贈る際のマナー|渡すタイミングや花束の相場も解説

発表会で花束を贈る際のマナー|渡すタイミングや花束の相場も解説

「発表会で花束を贈る際のマナーが知りたい」

「いつ花束を渡すのがいいのかな」

「いくらくらいの花束を渡せばいいのかな」

などとお考えではありませんか?

本記事では、発表会で花束を贈る際のマナーと併せて、花束以外の花の種類や花束の値段相場、発表会で子どもに花束を贈る際のポイントを解説します。

最後まで読むと、発表会で相手に喜ばれる花束を渡せます。

この記事の監修者

五十嵐 平

福井県生まれ。日本フラワーカレッジ卒業後、東京、南青山のフラワーショップで修行。現在は株式会社いがらしの代表。
常に贈る人、贈られる人の立場で、その瞬間が一生の思い出となるような感動をあたえられるように、サービス・商品の改善に努めております。

発表会で花束を贈る際のマナー

発表会で花束を贈る際のマナー

発表会で花束を贈る際のマナーは以下のとおりです。

  • そもそも発表会の会場にお花を持ち込めるのか
  • ラッピング材

順番に解説します。

そもそも発表会の会場にお花を持ち込めるのか

主催者の方に、発表会の会場にお花を持ち込めるか、確認しておきましょう。

会場によっては、お花を持ち込めない場合があるためです。

持ち込めると思い込んでお花を買って、持ち込めない会場だった場合、お花を渡せません。

会場によっては、受付でお花を預ける形にしているケースや、スタンド花やアレンジメントについては、会場への宅配を引き受けているところがほとんどです。

この点も併せて確認しておきましょう。

ラッピング材

特別な雰囲気や祝福の気持ちを演出するためにラッピングも大切です。

発表会用のお花だからこそ注意したいポイントを解説します。

出演者の方に直接花束を渡す場合は、カサカサと音が鳴りやすい「セロファンのラッピング」に注意しましょう。

発表会の会場は静かなため、音が響きやすくなっています。

おすすめなのは、麻布や不織布などのやわらかい素材です。

特に麻布は、花束にほどよく個性を加えられるラッピングです。

以上のことから、麻布や不織布などのやわらかい素材をラッピングとして使用しましょう。

【発表会】花束以外の花の種類

【発表会】花束以外の花の種類

発表会で渡す花束以外の花の種類は以下のとおりです。

  • 胡蝶蘭
  • アレンジメント
  • スタンド花
  • バルーンフラワー

順番に解説します。

胡蝶蘭

胡蝶蘭は、その優雅さと豪華さで知られる、特別な花のギフトとして人気があります。

ビジネスの世界では、企業間の贈答品としても頻繁に選ばれており、新規開店や入学祝いなどの祝事にもよく用いられます。

「幸福が飛んでくる」という吉兆を象徴する花言葉を持つ胡蝶蘭は、祝福の場にふさわしい花とされています。

この花言葉は、祝い事に胡蝶蘭が選ばれる大きな理由の1つです。

胡蝶蘭はその存在感で会場を華やかにするため、特にエントランスなど目立つ場所に飾られることが多いです。

伝統的な白色から、ピンク色など多様な色のバリエーションがあり、それぞれのイベントや場の雰囲気に合わせて選べます。

アレンジメント

アレンジメント花は、すでに器に美しく配置されているため、家で花瓶に移す手間が省けます。

水を追加するだけで、簡単に長期間楽しめるのが魅力です。

手軽さを求める際にはアレンジメントが理想的です。

一方、花束を多く受け取るような場合には、アレンジメントが特に便利です。

水を替える必要がないため、手間がかからずに済みます。

シーンに合わせて、花束とアレンジメントのどちらを選ぶかを考えましょう。

スタンド花

華やかで目立つ大きな花のギフトとして、スタンド花は非常に人気があります。

特に、企業間の贈答や開店祝いの際には、店舗の前に並べられたスタンド花が印象的な風景を作り出します。

スタンド花には、1段のシンプルなデザインと、さらに豪華な2段のアレンジメントがあるタイプがあります。

特に、大きな発表会やイベントのエントランスでは、よりインパクトのある2段タイプのスタンド花が適しており、見栄えを最大限に高められます。

バルーンフラワー

バルーンフラワーは、花とバルーンが組み合わさった明るく楽しいデザインのギフトで、特に子供たちの発表会などで人気です。

このアレンジメントでは、豊富な色彩、多様なデザイン、そしてバラエティ豊かなバルーンの形状から選べるため、任意のイメージやテーマに合わせてカスタマイズすることが可能です。

【発表会】花束の値段相場

【発表会】花束の値段相場

発表会で渡す花束の値段相場は以下のとおりです。

  • 子ども
  • 大人
  • 先生

順番に解説します。

【花束の相場①】子ども

贈る相手との関係に応じて、子供へのプレゼントの場合、通常2,000円から3,000円程度が一般的な価格帯とされています。

ただし、あまりにも大きな花束を選んでしまうと、子供の顔が見えなくなったり、衣装に花の色がついてしまうリスクがあるため、サイズ選びには慎重になる必要があります。

【花束の相場②】大人

大人への花束の一般的な予算は、3,000円から5,000円の範囲です。

この価格帯であれば、十分に豪華で印象的な花束を用意できます。主役やダンスなどのパフォーマンスを行う方へは、より大きく華やかな花束を選んでも良いでしょう。

ただし、他の出演者や参加者からも多くの花束やギフトを受け取る可能性が高いため、持ち帰りの際に負担にならないように、サイズや扱いやすさを考慮することが大切です。

【花束の相場③】先生

教師への花束の適切な価格帯は、およそ8,000円から10,000円とされています。

高額すぎるギフトは教師に申し訳ない気持ちを抱かせる可能性があるため、10,000円以下を目安にすることが推奨されます。

この価格帯で購入する花束は、サイズが大きく非常に豊かな印象を与えます。

しかし、教師にとって負担にならないか心配な場合は、複数の保護者が協力して1つの大きな花束を贈るという選択肢も考慮すると良いでしょう。

発表会で花束を渡すタイミング3選

発表会で花束を渡すタイミング3選

発表会で花束を渡すタイミングは以下のとおりです。

  • 受付で花束を預ける
  • 発表会が終了してから渡す
  • 出番が終わった後に渡す

順番に解説します。

受付で花束を預ける

もし発表会などのイベントに参加していて、イベント途中で帰らなければならなくなった場合、出演者や主催者に直接花束を渡せないことがあります。

そんな時は、受付のスタッフに花束を託し、代わりに渡してもらう方法があります。

直接渡すのがベストですが、やむを得ない事情で早退する場合、この方法を利用すると良いでしょう。

花束にメッセージカードを添えると、さらに感謝の気持ちが伝わります。

発表会が終了してから渡す

出演者が舞台やパフォーマンスを終えた後は、彼らが休憩を取ることが一般的です。

この休憩時間が、花束を直接手渡す絶好の機会となります。

出番終了直後のリラックスした雰囲気の中で、あなたの心からの感謝を込めた花束を渡せるでしょうか。

出番が終わった後に渡す

出演者が自分のパートを終えた後は、彼らに直接花束を手渡す絶好のチャンスが訪れます。

彼らの出番が終了すると、通常は休息の時間が設けられるため、このタイミングを利用して花束を贈ると、感謝の気持ちをより直接的に伝えられます。

発表会で子どもに花束を贈る際のポイント

発表会で子どもに花束を贈る際のポイント

発表会で子どもに花束を贈る際のポイントは以下のとおりです。

  • 衣装の映えを意識する
  • 持ち帰りやすさを重視する
  • メッセージカードを添える
  • 花束の予約をしておく

順番に解説します。

衣装の映えを意識する

ピアノのリサイタルでは、出演者はしばしば鮮やかなドレスや衣装を身にまとい演奏します。

彼らに贈る花束は、その衣装の色合いに合わせて選ぶと良いでしょう。

ただし、衣装と全く同じ色の花束を選ぶと、花が目立たなくなる恐れがあります。

そのため、衣装を引き立てつつも、少し異なる色合いの花束を選ぶのが効果的です。

衣装と対照的な色の花束を選ぶと、一層目立ち、華やかな雰囲気を演出できます。

持ち帰りやすさを重視する

ピアノの発表会が終わった後、参加者は車や公共交通機関を使って帰宅します。

車での移動の場合は特に問題はありませんが、電車やバスを利用する際には、持ち運びやすいサイズの花束が便利です。

たとえばバッグや紙袋に収まる大きさであれば、持ち運びが容易になります。

街中で大きな花束を持ち歩くと意外に目立つため、花束を贈る際には、持ち運び用の紙袋を一緒に提供することが望ましいです。

メッセージカードを添える

発表会の日のために、子供たちは長い間一生懸命練習してきました。

その努力と当日の演奏を称賛するメッセージをカードや手紙に記して贈りましょう。

カードには贈り主が誰であるかを明記することも大切です。

デジタルが主流の現代において、心を込めた手書きのメッセージは特別な励ましとなり、子供たちのさらなる成長とモチベーションにつながります。

特に、子供の好きなキャラクターを使ったメッセージカードは、喜ばれること間違いなしです。

花束の予約をしておく

ピアノの発表会が近づくと、その近辺の花屋では注文が急増することがよくあります。

発表会の前日や当日に花束を購入しようとすると、長い待ち時間や希望の花が売り切れている可能性があります。

確実に理想の花束を手に入れるためには、発表会の少なくとも1週間前、遅くても4日前には予約しておくことが望ましいです。

もし直接花屋に行けない場合は、電話やネット注文も可能な場合が多いです。

また、花束がピアノの発表会用であることを店員に伝えれば、その場にふさわしい魅力的な花束を作ってくれます。

まとめ【発表会で花束を贈る際のマナーをマスターしましょう】

今回は、発表会で花束を贈る際のマナーと併せて、花束以外の花の種類や花束の値段相場、発表会で子どもに花束を贈る際のポイントを解説しました。

発表会で花束を贈る際のマナーは以下のとおりです。

  • そもそも発表会の会場にお花を持ち込めるのか
  • ラッピング材

本記事を参考にぜひ、素敵な花束をプレゼントしてください。

  • 「相手に喜ばれる素敵な花をプレゼントしたい」
  • 「心から喜ばれる花の選び方がわからない」
  • 「気持ちを込めて花を贈りたい」

などとお考えではありませんか?

お花の種類は多くて何を選んだらいいかわかりませんよね。

フラワー&フルーツいがらしでは、お花を1つひとつ丁寧にお作りし、丁寧にお届けします。人と人との心を繋ぎ、コミュニティを深めることで人や地域が 明るく豊かになる、お手伝いをしています。

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