結婚式にピッタリな花言葉を持つお花10選|贈るときの注意点も解説
「結婚式にピッタリな花言葉を持つお花を知りたい」
「結婚式に贈るとダメなお花を知りたい」
などとお考えではありませんか?
本記事では、結婚式にピッタリな花言葉を持つお花10選と併せて、結婚式に向いていないNGな花言葉を持つお花や結婚祝いに贈るお花の選び方を解説します。
最後まで読むと、結婚式にピッタリな花言葉を持つお花がわかり、相手に喜ばれるお花が贈れます。
この記事の監修者
五十嵐 平
福井県生まれ。日本フラワーカレッジ卒業後、東京、南青山のフラワーショップで修行。現在は株式会社いがらしの代表。
常に贈る人、贈られる人の立場で、その瞬間が一生の思い出となるような感動をあたえられるように、サービス・商品の改善に努めております。
結婚式にピッタリな花言葉を持つお花10選
結婚式にピッタリな花言葉を持つお花は以下のとおりです。
- バラ
- コチョウラン
- デンファレ
- すずらん
- カスミソウ
- ガーベラ
- チューリップ
- アイビー
- ピンポンマム
- カトレア
順番に解説します。
【よい花言葉①】バラ
バラの花言葉は「あなたを愛しています」「私はあなたにふさわしい」です。
ウェディングブーケでもっとも人気のあるお花です。
花の色や形により、かわいいものやクールなものをつくることができます。
【よい花言葉②】コチョウラン
コチョウランの花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」「厳粛な美しさ」です。
清楚さと豪奢さをあわせ持つ花です。
和装とドレスのどちらのスタイルにも合うのが特徴です。
【よい花言葉③】デンファレ
デンファレの花言葉は以下のとおりです。
- お似合いの2人
- 思いやり
- 有能
- 魅惑
- わがままな美人
- 誘惑に負けない
- 上品な色気
【よい花言葉④】すずらん
すずらんの花言葉は以下のとおりです。
- 純粋
- 謙虚
- 再び幸せが訪れる
【よい花言葉⑤】カスミソウ
カスミソウの花言葉は以下のとおりです。
- 清らかな心
- 親切
- 幸福
- 夢心地
カスミソウはサブフラワーのイメージがあります。
最近ではカスミソウだけのブーケもフェミニンな雰囲気で人気があります。
【よい花言葉⑥】ガーベラ
ガーベラの花言葉は以下のとおりです。
- 希望
- 常に前進
ガーベラは丸い形がブーケに明るい印象を与えます。
色によって花言葉が変わり、どれもよい意味を持っています。
【よい花言葉⑦】チューリップ
チューリップの花言葉は「博愛」「思いやり」です。
夫婦になるうえで、大切なことなので、ウェディングブーケにピッタリの花言葉です。
【よい花言葉⑧】アイビー
アイビーの花言葉は以下のとおりです。
- 永遠の愛
- 結婚
- 誠実
アイビーはブーケに添える葉物として人気があります。
ツタ状なため、ブーケに立体的な動きを出せます。
【よい花言葉⑨】ピンポンマム
ピンポンマムの花言葉は、以下のとおりです。
- 高貴
- 真実
- 思慮深い
ピンポンマムは菊の一種です。
見た目がボールのようにかわいらしく、和装にもよく似合います。
髪飾りにもおすすめです。
【よい花言葉⑩】カトレア
カトレアの花言葉は「品格の備わった優美さ」「魅惑的」です。
カトレアは花弁の端がフレアー状になっています。
お祝いに贈られたり、フォーマルなコサージュにも使用されます。
関連記事:正しい花束の渡し方|渡すときの注意点や渡す際の言葉について解説
結婚式に向いていないNGな花言葉を持つお花
結婚式に向いていないNGな花言葉を持つお花は以下のとおりです。
- 黄色のバラ
- 黄色のゆり
- 黄色のカーネーション
- 紫陽花
- チューベローズ
- アネモネ
NGな花でも、メインとなるような使い方ではなく、一部使用するといった場合や、贈られる人や使う人が気にしなければ問題ありません。
【NGな花言葉①】黄色のバラ
結婚式での花選びは、その日の記憶に色彩を添える大切な要素です。
バラはその象徴的な美しさと花言葉によって、多くの結婚式で選ばれています。
しかし、色によってはメッセージが大きく変わるため注意が必要です。
例えば、黄色いバラは見た目は鮮やかで心を温める色合いですが、花言葉には「愛情の薄れ」「嫉妬」「軽蔑」「不誠実」「忘却」といった、結婚式の祝福にはそぐわない意味が込められています。
そのため、結婚式では黄色いバラを避け、よりポジティブなメッセージを伝える色のバラを選ぶことが推奨されます。
バラは愛と美を象徴する花であり、結婚式においてもその魅力を存分に発揮します。
しかし、色選びには花言葉の意味をよく理解し、その日の雰囲気やテーマに合ったものを選ぶことが重要です。
幸せな結婚のスタートに相応しいバラの色を選んで、忘れられない一日を彩りましょう。
【NGな花言葉②】黄色のゆり
黄色のゆりは、その鮮やかな色合いから多くの人々に愛されています。
しかし、この美しい花は、結婚式にはあまり適していない花言葉を持っています。
黄色のゆりの花言葉は「嫉妬」や「偽りの幸福」といったネガティブな意味を含んでいるためです。
結婚式は2人の未来に対する希望や幸福を祝う場であるため、これらの花言葉は避けたいものです。
黄色いゆりを含むブーケや装飾は、見た目には明るく魅力的かもしれませんが、その背後にある意味を考えると、結婚式の雰囲気にはそぐわないと言えるでしょう。
結婚式で使用する花を選ぶ際には、花言葉も含めて慎重に選ぶことが重要です。
幸せと愛を象徴する花言葉を持つお花を選ぶことで、より意味深い、忘れられない結婚式にすることができるでしょう。
【NGな花言葉③】黄色のカーネーション
結婚式の装飾に花を選ぶ際、カーネーションはその美しさと、特に母の日に贈られる伝統から、幸福と縁起の良い花として親しまれています。
しかし、すべてのカーネーションが結婚式に適しているわけではありません。
特に、黄色のカーネーションは「軽蔑」「失望」「嫉妬」「軽視」「愛情の不安定」といった、新郎新婦の幸せな未来を願う場にはそぐわないネガティブな花言葉を持っているため、避けるべきです。
黄色以外のカーネーションは、結婚式の装飾やブーケに華やかさと温かみを加え、特別な日をさらに美しく演出します。
適切な色の選択によって、結婚式の雰囲気を高め、記憶に残る一日を創り出しましょう。
【NGな花言葉④】紫陽花
ジューンブライドにおいて、紫陽花はその時期に見頃を迎える美しい花として、結婚式の装飾に適しているように思えるかもしれません。
6月の涼やかな季節に咲く紫陽花は、その鮮やかな色合いでどんな式場も華やかに彩ります。
しかし、美しさに寄り添う花言葉には、少し注意が必要です。
「浮気」や「移り気」という意味が紫陽花には込められており、これらは結婚という新たな人生のスタートにはあまり望ましいメッセージとは言えません。
結婚式の花選びでは、その美しさだけでなく、花が持つ意味も大切に考慮することが重要です。
紫陽花のように、見た目の魅力だけではなく、その背後にあるメッセージを理解することで、より心に残る結婚式を計画できます。
もし紫陽花の色鮮やかな美しさを結婚式で取り入れたい場合は、その花言葉の意味を踏まえた上で、ポジティブなメッセージを伝える他の花と組み合わせるなど、工夫を凝らすことがおすすめです。
【NGな花言葉⑤】チューベローズ
チューベローズは、その純白で繊細な美しさから、結婚式の装飾やブーケに理想的な花と考えられがちです。
白い花びらは純潔や無垢を象徴し、どの結婚式にも清らかな雰囲気を加えることでしょう。
しかし、チューベローズが持つ「危険な快楽」という花言葉は、結婚式という幸せと祝福の場には少々挑戦的なメッセージをもたらすかもしれません。
花言葉は、花を選ぶ際の重要な要素の一つであり、特に結婚式のような記念すべき日には、その意味合いに注意を払うことが推奨されます。
チューベローズの魅力的な外見に引き寄せられる場合でも、その花言葉を理解し、どのように式のテーマや雰囲気に合わせるか慎重に考慮する必要があります。
結婚式での花選びにおいては、見た目の美しさとともに、花が伝えるメッセージも祝福と幸福に満ちたものを選ぶことが、忘れられない一日を作り出す鍵となります。
【NGな花言葉⑥】アネモネ
アネモネは、その鮮やかな色彩と優美な形状で、結婚式のブーケにしばしば取り入れられる人気の花です。
この花は、一見すると愛らしさと華やかさを兼ね備えており、特別な日の装飾に理想的な選択肢に見えます。
しかしながら、アネモネには「恋の苦しみ」「見捨てられた」という、少し切ない花言葉があります。
この背景には、ギリシャ神話に由来する深い物語が存在します。
伝説によると、戦神マルスは、愛するアフロディテが別の男に心を寄せたことに嫉妬し、その男を殺害します。
そして、その悲しみの涙からアネモネが生まれたと言われています。
このように、アネモネの花言葉とその由来は、愛と悲哀が交錯するギリシャ神話に根差しており、結婚式という喜びと希望に満ちた場においては、考慮すべき点があります。
結婚式で花を選ぶ際は、その花が持つ意味や背景を理解し、その日の雰囲気やメッセージに合致するかどうかを慎重に選定することが重要です。
アネモネのように美しい花でも、その背後にある物語を知ることで、より意味深い選択が可能になります。
結婚式においては、愛と幸福を象徴する花を選ぶことで、記憶に残る美しい一日を創り出せます。
結婚祝いに贈るお花の選び方
結婚祝いに贈るお花の選び方は以下のとおりです。
- 好きなお花
- 縁起のよい花言葉で選ぶ
順番に解説します。
好きなお花
贈り物として花を選ぶ際、最も心に響くのは受取人のお気に入りの花を選ぶことです。
特に親しい友人へのプレゼントの場合、彼らが好む花を事前に知っておくことは、その贈り物をより特別なものに変えます。
友人の好きな花を選ぶことで、贈る人の思いやりと親密さが伝わり、受け取る側の喜びは計り知れないものになります。
もし友人の好きな花が分からない場合でも、直接尋ねることによって、適切な選択が可能になります。
「どんな花が好き?」というシンプルな質問は、相手にとっても答えやすく、あなたの配慮を感じることでしょう。
確かに、この方法ではサプライズの要素は少なくなりますが、贈り物選びにおける迷いや時間のロスを防ぐことができ、よりスムーズに準備を進められるメリットがあります。
結局のところ、贈り物はその心からであり、相手の好みを理解し尊重することで、その価値はさらに高まります。
友人への花の贈り物を計画している場合は、彼らの好みに耳を傾け、思い出に残るプレゼントを選ぶことが大切です。
縁起のよい花言葉で選ぶ
花を選ぶ際に迷われた場合、花言葉を参考にするのが素晴らしいアイデアです。
各花には独自のメッセージや象徴が込められており、それを伝えることで、友人への特別な祝福や願いを形にできます。
贈る花の花言葉を慎重に選ぶことで、言葉以上の深い意味を持つプレゼントを友人に提供することが可能になります。
たとえば、「感謝」や「幸福」、「永遠の愛」など、ポジティブなメッセージを持つ花言葉を選ぶことによって、受け取る人へのあなたの心からの気持ちをより効果的に伝えられます。
このように、花言葉を通じて選ばれた花は、贈る人と受け取る人の間の絆を強化し、特別な瞬間をさらに記憶に残るものにします。
花選びに迷った時は、花言葉をヒントにして、心を込めた贈り物を選びましょう。
まとめ【結婚式にピッタリな花言葉を持つお花を把握しましょう】
今回は、結婚式にピッタリな花言葉を持つお花10選と併せて、結婚式に向いていないNGな花言葉を持つお花や結婚祝いに贈るお花の選び方を解説しました。
結婚式にピッタリな花言葉を持つお花は以下のとおりです。
- バラ
- コチョウラン
- デンファレ
- すずらん
- カスミソウ
- ガーベラ
- チューリップ
- アイビー
- ピンポンマム
- カトレア
それぞれの花言葉を理解してから、お花を贈りましょう。
- 「相手に喜ばれる素敵な花をプレゼントしたい」
- 「心から喜ばれる花の選び方がわからない」
- 「気持ちを込めて花を贈りたい」
などとお考えではありませんか?
お花の種類は多くて何を選んだらいいかわかりませんよね。
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