【保存推奨】花束によく使われるお花|色別のイメージや使う場面についても解説

【保存推奨】花束によく使われるお花|色別のイメージや使う場面についても解説

花束を選ぶ際に「どの花を使えばいいのか?」と迷ったことはありませんか?

この記事では、花束に最適な花とその選び方について解説します。

バラ、チューリップ、カーネーションなど、一般的に愛される花から、その意味やどのような場面で使うべきかまでを網羅。

あなたもどんな花を選べば良いかの不安が解消され、感動や喜びを与える花束が作れるようになるでしょう。

花の選び方一つで、大切な人への思いがより深く伝わることを体験してください。

この記事の監修者

五十嵐 平

福井県生まれ。日本フラワーカレッジ卒業後、東京、南青山のフラワーショップで修行。現在は株式会社いがらしの代表。
常に贈る人、贈られる人の立場で、その瞬間が一生の思い出となるような感動をあたえられるように、サービス・商品の改善に努めております。

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花束によく使われるお花の種類

花束によく使われるお花の種類

花束によく使われるお花の種類は以下のとおりです。

  • ガーベラ
  • カーネーション
  • バラ
  • チューリップ

順番に解説します。

ガーベラ

ガーベラは、その豊富な色彩と様々な種類で知られる切り花として非常に人気があります。

この花は、赤、オレンジ、黄、白、ピンク、アプリコットなど、幅広い色が楽しめる上、花の形や大きさも含めると、2000以上の品種が存在します。

花言葉には「希望」や「常に前進」といったポジティブな意味が込められており、プレゼントとしても好まれることが多いです。

また、他の花や葉物との調和が取りやすいため、美しいブーケを作るのにも最適です。

カラフルなガーベラだけで構成されたブーケは、鮮やかでスタイリッシュな印象を与えます。

カーネーション

カーネーションは赤、白、ピンク、紫、オレンジ、緑、黄色、青など多彩な色を咲かせる人気の切り花です。

年中手に入りやすく、花束作りにも適しています。

咲き方には二つのタイプがあります。

「スタンダードカーネーション」は茎に一輪の花をつけるタイプで、一方の「スプレーカーネーション」は一つの茎から複数の花が咲きます。

花束に豊かなボリュームを求める場合は、複数花が咲くスプレーカーネーションが適していますが、花びらのサイズはスタンダードカーネーションに比べ小さいため、迫力を求めるときはスタンダードタイプがお勧めです。

カーネーションは「無垢で深い愛」という花言葉を持ち、特に母の日に象徴的な花とされていますが、家族やパートナーへのプレゼントとしても素敵な選択肢です。

バラ

バラは、赤、白、ピンク、紫、オレンジ、黄色、青といった様々な色彩を持つ花で、一年中入手可能です。そのため「花の女王」とも称されることが多いです。

バラの花言葉には「美」と「愛情」がありますが、色や束の本数によってその意味は異なります。

年に一度の記念日や誕生日、プロポーズ、結婚記念日、またはいい夫婦の日などの大切な日に、特別な誰かにバラをプレゼントするのはどうでしょうか。

贈る相手やその日の意味に合わせて、色や本数を選ぶと、さらに心に残るギフトになります。

チューリップ

チューリップは赤、白、ピンク、紫、アプリコットなど多様な色彩を持ち、主に冬から春にかけて入手しやすい切り花です。

この花は「思いやり」と「博愛」という温かな花言葉を持ち、その優雅な雰囲気で女性に特に愛されています。

季節限定であるため、チューリップはプレゼントとして特別な価値があります。

また、歓送迎会が多い冬から春にかけての期間には、その華やかさがイベントを一層明るく彩るため、花束としても最適です。

関連記事:花束に込められる意味とは|本数の意味や失敗しない花束の選び方

花束におすすめしないお花の種類

花束におすすめしないお花の種類

このセクションでは、花束に使うには適さない花の種類を紹介します。

これらの花は、短い寿命、繊細すぎる構造、または特有の香りが強すぎるなど、特定の理由により花束には向かないことがあります。

選び方のポイントとともに、その理由を詳しく解説します。

  • アマリリス
  • ポピー (ケシ)
  • ヒヤシンス
  • ジャスミン

順番に解説します。

アマリリス

非常に繊細で、水をあまり必要としないため、他の花と一緒に束ねると早く枯れてしまう可能性があります。

ポピー (ケシ)

花びらが非常に薄く、扱いが難しいため、移動中に花びらが落ちやすいです。

ヒヤシンス

強い香りがあり、香りに敏感な人や、他の花の香りと混ざってしまうことがあるため、注意が必要です。

ジャスミン

香りが非常に強く、他の花と組み合わせる際にはそのバランスを考える必要があります。

これらの花は単体で楽しむか、他の装飾方法を検討するのが良いでしょう。花束に含める際には、それぞれの特性を理解し、適切なケアを施すことが重要です。

関連記事:バレエの発表会で花束はいつ渡すのか?|マナーやおすすめのお花を紹介

花束におすすめの色【色別のイメージ】

花束におすすめの色【色別のイメージ】

色別の花束のイメージは以下のとおりです。

  • ホワイト系
  • イエロー系
  • レッド系
  • ブルー系
  • パープル系
  • グリーン系

順番に解説します。

ホワイト系

ホワイト系の花束は、「純粋さ」や「清涼感」を象徴し、しばしば結婚式に選ばれる色です。

純白の花々は無垢と清らかさを表現し、特別な日の装飾に最適です。

ただし、白色の花はお供えにも使われることがあるため、花束を構成する花の選択は慎重に行うべきです。

特に和風の印象が強いキクやリンドウは避け、洋風で明るい印象の花を選ぶことで、より爽やかで心地よい花束が完成します。

愛する人へのプレゼントや、爽やかな雰囲気を求める場合にはホワイト系の花束がおすすめですが、選ぶ花によって意味合いが大きく変わるので注意が必要です。

イエロー系

イエロー系の花束は、「活力」と「幸福感」を伝える色として、多くの人々に愛されています。

黄色の花はその明るい色調でエネルギーに満ちた印象を与え、贈り物として非常に人気があります。

このような花束は、受け取る人だけでなく、その場の雰囲気も明るくする効果があります。

常に元気で周りを盛り上げるような人に贈ると、その特性を喜ばせることができるでしょう。

さらに、黄色はしばしば幸せを象徴する色とされています。

新しい始まりを祝う就職祝いや昇進祝いなどのお祝い事にも、明るく希望に満ちたイエロー系の花束は最適です。

レッド系

レッド系の花束は「情熱」と「活動性」を象徴し、その鮮やかな赤色は強いエネルギーと熱情を感じさせます。

赤は恋愛や愛情を意味する花言葉を持つ花が多く、恋人や配偶者との記念日に選ばれることが多いです。

活動的な性格の人やリーダーシップを発揮する人にも適しており、その熱い気持ちを表現するのに最適な色です。

情熱を表現したい特別な機会には、レッド系の花束が効果的です。

この色の花束は、贈る人の熱意や活力を象徴し、受け取る人に強い印象を与えることでしょう。

ブルー系

ブルー系の花束は「冷静さ」と「知性」を伝えるイメージがあり、青色は花の中で比較的珍しい色です。

この色は、その希少性や花嫁の幸せを象徴することもあります。深いブルーの花束は、知的で洗練された印象を与えるため、特に男性への贈り物として適しています。

一方、淡いブルーは穏やかで柔らかな雰囲気を持ち、女性に好まれる傾向があります。

特に結婚式で「花嫁の純潔と誠実な愛」を象徴するサムシングブルーとして選ばれることが多いです。

この美しい色合いは、大切な日に優雅さと静寂をもたらします。

パープル系

パープル系の花束は「高貴さ」と「神秘性」を象徴し、紫は伝統的に長寿や敬意を表すのに選ばれる色です。

その魅力的で神秘的な色調は、目を引く個性的な人へのプレゼントとしても適しています。

濃いパープルは男性に、一方で淡いパープルは女性に人気の色として花束に使われます。

紫はピンクや白とも非常に調和が取れ、これらの色を組み合わせることで、洗練されつつも愛らしさを感じさせるパープル系の花束を作り出すことができます。

このような花束は、特別な日に格調高く演出するのに理想的です。

グリーン系

グリーン系の花束は「安心感」と「調和」を提供するイメージがあります。

多くの人が緑色と聞いて葉物や枝物を思い浮かべるかもしれませんが、実は多くの花も美しい緑色を持っています。

緑はリラクゼーションを促進する色として知られており、誰かに休息を贈りたい時に選ぶと良いでしょう。

さらに、切り花アレンジメントにはしばしば観葉植物の葉や枝が用いられるため、観葉植物だけで構成されたグリーン系の花束も、斬新で心地よいサプライズになるかもしれません。

観葉植物が好きな方へのプレゼントとしても、これらの花束は特におすすめです。

花束はどんな場面で使うのか

花束はどんな場面で使うのか

花束は多くの場面で感情の表現手段として用いられます。

ここでは、花束を贈る典型的なシチュエーションと、その際に選ぶべき花の種類について詳しく説明します。

  • お祝い事
  • 記念日
  • 感謝の表現
  • お見舞い
  • 謝罪の際
  • 弔事

順番に解説します。

お祝い事

誕生日、卒業、昇進などのお祝い事には、明るく華やかな花束が適しています。バラやガーベラが人気です。

記念日

結婚記念日や交際記念日など、特別な日にはロマンティックな赤やピンクのバラを使った花束が好まれます。

感謝の表現

感謝の気持ちを伝える際には、カーネーションやユリを含む花束が選ばれることが多いです。

お見舞い

病院へのお見舞いには、明るく元気を与えるような色のチューリップやガーベラが適しています。ただし、芳香が強い花は避けるのが一般的です。

謝罪の際

謝罪を伝えるために花束を用いる場合、控えめで落ち着いた色合いの花を選ぶと良いです。

弔事

お悔やみの花束や葬儀用の花束には、ホワイトやパステルトーンの花が選ばれることが一般的です。

その他の花としては、菊や白いバラがよく使われます。

バラに関しては、トゲがあるため、あまり定番の花とされていません。

トゲは死やケガを連想させたりするので、避けた方がいいといわれています。

これらの場面ごとに適切な花を選ぶことで、贈る相手に対する敬意と感情がより伝わりやすくなります。

おすすめの花ギフトの種類

おすすめの花ギフトの種類

おすすめの花ギフトの種類は以下のとおりです。

  • 花束
  • スタンド花
  • アレンジメントフラワー

順番に解説します。

花束

まずおすすめするのは、花束です。

花束はフラワーギフトの中でも特に人気が高く、様々な場面で喜ばれます。

バラやひまわりのように、一種類の花だけで構成された花束は、洗練されたフォーマルな印象を相手に与えることが可能です。

大きなサイズの花束は、プロポーズや送別会などの重要なイベントに最適です。

一方、チューリップ、ラナンキュラス、マーガレットなど複数の種類の花を組み合わせた花束は、カジュアルでフレンドリーな雰囲気を持ちます。

お誕生日や結婚祝い、歓送迎会などで人気のフラワーギフトとして、広く選ばれています。

スタンド花

スタンド花、または「スタンドフラワー」や「フラスタ」とも呼ばれるこのフラワーギフトは、非常に汎用性が高いですね。

開店祝い、開業祝い、店舗のリニューアルや移転のお祝いなど、ビジネス関連のイベントには欠かせないアイテムです。

さらに、演劇やコンサートなどの公演祝いや出演祝いにもよく用いられ、幅広いシーンで人気を博しています。

白い花を使ったスタンド花は、その清潔感からお悔やみの花としても適しており、多様な用途で活用されています。

アレンジメントフラワー

アレンジメントフラワーは、花器やカゴに様々な花を飾り付けたフラワーギフトです。

これらの容器には「オアシス」という吸水性のスポンジが入っており、配置された花々がここから水分を得て生き生きと保たれます。

このタイプのフラワーギフトは、受け取った人がすぐに飾れる便利さが特徴です。

花瓶に生ける手間が不要なため、贈られた方は気軽に美しさを楽しむことができます。

価格は使用する花の種類やサイズによって変わり、一般的には3,000円から25,000円の範囲で設定されています。

アレンジメントフラワーはお誕生日や母の日、父の日、敬老の日、さらには開店祝いや開業祝いなど、さまざまなお祝い事に選ばれる人気のアイテムです。

まとめ【大切んな人に花束を贈りましょう】

花束に使われる花は、その見た目の美しさだけでなく、持続性や意味合いも重視されます。

特に人気の高いのはバラやチューリップ、カーネーション、ガーベラなどです。

これらの花は、色のバリエーションが豊富で、特定のイベントや感情を象徴する花言葉を持っています。

例えば、バラは「愛情」、チューリップは「思いやり」、カーネーションは「尊敬」、ガーベラは「希望」とされます。

また、これらの花は比較的扱いやすく、花束としての形を保持しやすい特性があります。

花束作りにおいては、色合いや形、花のサイズを考慮して、調和のとれたデザインが求められます。

重要なポイント

  • バラ:愛情を象徴し、色・形のバリエーションが豊富。
  • チューリップ:思いやりを表し、春に特に人気。
  • カーネーション:尊敬や母性愛を象徴し、持続性が高い。
  • ガーベラ:望を象徴し、鮮やかな色が特徴。

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