退職祝いで花束に添えるメッセージの文例|おすすめの花束や渡し方をご紹介

退職祝いで花束に添えるメッセージの文例|おすすめの花束や渡し方をご紹介

「退職祝いで花束に添えるメッセージの文例が知りたい」

「メッセージを添えた花束の渡し方が知りたい」

「退職祝いで贈ると喜ばれる花束ってなんだろう」

などとお考えではありませんか?

自分の頭だけで考えたメッセージだと、相手を不快な思いにさせてしまう可能性があります。

本記事では、退職祝いで花束に添えるメッセージの文例と併せて、メッセージを添えた花束の渡し方や退職祝いにお花を贈るときのマナーについて解説します。

最後まで読むと、どのようなポイントを押さえれば相手に喜ばれるメッセージが書けるかがわかります。

この記事の監修者

五十嵐 平

福井県生まれ。日本フラワーカレッジ卒業後、東京、南青山のフラワーショップで修行。現在は株式会社いがらしの代表。
常に贈る人、贈られる人の立場で、その瞬間が一生の思い出となるような感動をあたえられるように、サービス・商品の改善に努めております。

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退職祝いで花束に添えるメッセージの文例

退職祝いで花束に添えるメッセージの文例

退職祝いで花束に添えるメッセージの文例を相手別で解説します。

退職祝いの花束に添えるメッセージは、その人への感謝の気持ち、過ごした時間への敬意、そして未来への祝福を込めたものが適しています。

以下に、様々な関係性や状況に合わせたメッセージの例をいくつか紹介します。

  • 上司やメンターへ
  • 同僚や友人へ
  • 部下へ
  • 個性的なメッセージ

順番に解説します。

上司やメンターへ

1. 「長い間、ご指導いただきありがとうございました。あなたから学んだことは、これからの人生の宝物です。新たな旅立ちに幸多かれと心から願っています。」

2. 「あなたのリーダーシップの下、成長することができました。これからも変わらぬご指導をお願いいたします。退職おめでとうございます。」

同僚や友人へ

1. 「一緒に働けた日々は、かけがえのない思い出です。これからは別々の道を歩みますが、いつも心は一緒です。あなたの新しい冒険が素晴らしいものになりますように。」

2. 「たくさんの笑顔と支えに感謝します。これからも変わらぬ友情を大切にしたいです。新しいステージでも、あなたらしく輝き続けてください。」

部下へ

1. 「あなたの頑張りと成長を間近で見守ることができて光栄でした。新たな挑戦に向かうあなたを全力で応援しています。どうかこれからも夢を追い続けてください。」

2. 「これまでの努力と貢献に心から感謝します。あなたの未来が明るく希望に満ちていることを願っています。どうか新しい場所でも、あなたらしい素晴らしい一歩を踏み出してください。」

個性的なメッセージ

1. 「”新しい扉”を開く時、背中を押す勇気をあなたは私たちに与えてくれました。今度は私たちがあなたを送り出します。未来への一歩が、あなたにとっての”新しい扉”となりますように。」

2. 「あなたの笑顔が、毎日の活力でした。これからはその笑顔を新しい場所で輝かせてください。遠くからでも、いつも応援しています。」

メッセージを書く際は、相手への感謝の気持ちや祝福の言葉を心を込めて表現することが大切です。個々の関係性や共有した経験に基づいて、パーソナライズされたメッセージを添えることで、より心温まる贈り物となります。

関連記事:退職祝いに最適!心に残る花束ガイド|渡し方や相場も紹介

【退職祝い】メッセージを添えた花束の渡し方

【退職祝い】メッセージを添えた花束の渡し方

メッセージを添えた花束の渡し方は以下のとおりです。

  • 花束の持ち方
  • 正式な渡し方
  • 略式な渡し方

順番に解説します。

花束の持ち方

花束は渡す前の持ち方にもマナーがあります。

花束は左手で花側を、右手で茎側を持ちます。

茎は下を支えるのではなく、上から掴むように持ちましょう。

花側が下を向かないように気をつけます。

花束には花がしおれないように保水ゼリーや水が入っています。

そのため、下に傾けると水が出てきてラッピングや花が漏れてしまうことがあります。

最高の状態で花束を渡せるように注意しましょう。

正式な渡し方

花束の正式な渡し方は以下のとおりです。

  1. 左手で花側を持ち、右手で茎側を持つ
  2. 渡す直前に、花側を右手に茎側を左手に持ち替える
  3. 相手の方が受け取りやすいように茎側を相手の胸側に寄せて渡す

渡すときは、花束を下から支えるようにしましょう。

受け取る側の利き手が左の場合は、持ち方と渡し方は逆になります。

略式な渡し方

友人や知人の誕生日では、正式な花束の渡し方をする必要はありません。

左手で花側を右手で茎側を持ったら、相手が受け取りやすいように渡してあげましょう。

受け取る側が友人でも送別会や発表会、結婚式など多くの参列者がいる場合は正式な渡し方をしたほうが無難です。

略式な渡し方は、友人や知人同士で花束を贈ったりサプライズしたりする場合のみ行いましょう。

退職祝いにおすすめの花束

退職祝いにおすすめの花束

退職祝いに贈る花束を選ぶ際は、その人の性格や趣味、そしてこれからの人生に対する願いや祝福を表現できるような花を選ぶことが大切です。また、色や花言葉にも気を配ると、さらに心のこもったメッセージを伝えられます。ここでは、退職祝いにおすすめの花束をいくつか紹介します。

  • サンフラワー(ひまわり)の花束
  • ローズ(バラ)の花束
  • ラベンダーの花束
  • カーネーションの花束
  • オリーブの枝を添えた花束

順番に解説します。

サンフラワー(ひまわり)の花束

花言葉:尊敬、憧れ、あなたを見つめる

おすすめの理由:明るくポジティブな印象を与え、新たなスタートに対する応援の気持ちを表現できます。また、ひまわりは「太陽のような存在」として、長年の仕事を通じてチームにエネルギーを与えてきた人への感謝の気持ちを伝えるのにもぴったりです。

ローズ(バラ)の花束

花言葉:愛情、尊敬、感謝

おすすめの理由:色によってさまざまな意味を持つバラは、退職する人との関係性や感じている感情に応じて選べます。例えば、ピンクのバラは感謝の気持ち、黄色のバラは友情や新たな始まりを象徴します。

ラベンダーの花束

花言葉:沈静、静かな幸福、成功

おすすめの理由:落ち着いた色合いと香りで、リラックス効果があると言われています。退職後の穏やかで平和な生活への願いを込めて贈るのに最適です。

カーネーションの花束

花言葉:愛情、健康、長寿

おすすめの理由:特に赤やピンクのカーネーションは、深い愛情と敬意を表すのに適しています。退職する人への健康と長寿の願いも込められます。

オリーブの枝を添えた花束

花言葉:平和、知恵

おすすめの理由:オリーブの枝は平和の象徴です。これからの生活に平穏と幸福が訪れるよう願いを込めて、他の花と組み合わせると素敵な花束になります。

花束を選ぶ際は、受け取る人の好みやパーソナリティを考慮することが大切です。また、花言葉や色の意味を添えたメッセージカードを付けると、より心温まる贈り物になります。

関連記事:退職祝いの花束の相場|おすすめのお花や花束を贈る際のマナーを解説

退職祝いにNGなお花

退職祝いにNGなお花

退職祝いにNGなお花は以下のとおりです。

  • 黄色いバラ
  • ダリア
  • 黄色のカーネーション
  • オレンジのユリ
  • アザミ

順番に解説します。

黄色いバラ

黄色いバラの花言葉は「嫉妬」です。

黄色いバラは恋愛に関するネガティブなことなど、多くの意味を持っています。

その意味の中に「嫉妬」という意味も含まれているため、退職者へのプレゼントとしてはふさわしくありません。

ダリア

ダリアの花言葉は「裏切り」です。

ダリアは6月中旬から11月にかけて咲く花で、可憐な小輪種、力強さを感じさせる大輪種など種類はさまざまです。

美しい見た目に魅了される人も多いお花ですが、その花言葉は危険です。

「裏切り」という花言葉は、退職する人への嫌味にしか聞こえません。

黄色のカーネーション

黄色のカーネーションの花言葉は「軽蔑・嫉妬」です。

母の日のプレゼントとして親しみのあるカーネーションはフラワーアレンジメントやブーケにしやすいため、よく使われています。

しかし、黄色のカーネーションには注意しましょう。

軽蔑や嫉妬という花言葉を持っています。

同じカーネーションでも赤は「母への愛」、ピンクは「感謝」なのに黄色は違う意味です。

オレンジのユリ

オレンジのユリの花言葉は「憎悪」です。

オレンジのユリは暑さや寒さにも比較的強いという特徴を持っており、色鮮やかで華やかな印象を与えます。

中でもオレンジ色のユリはとくに目を引くので思わず手を伸ばしそうになりますが、やめましょう。

「憎悪」という怖い意味があるので、お世話になった人へは適していないので注意してください。

アザミ

アザミの花言葉は「報復」です。

アザミは春から秋にかけて日当たりの良い道端や草原に生息しています。

紫色で花の部分から細いトゲ状のものが出ているのが特徴です。

名前を聞いてピンとこなくても、実物を見ればわかる人も多いかと思います。

見た目は可愛らしいお花ですが、見た目によらず花言葉は、「報復」です。

贈り物としては絶対にふさわしくありません。

退職祝いにお花を贈るときのマナー

退職祝いにお花を贈るときのマナー

退職祝いにお花を贈るときのマナーは以下のとおりです。

  • サイズ感
  • 花言葉

順番に解説します。

サイズ感

退職する人に感謝の気持ちを込めて盛大なお花を贈りたいところですが、大きすぎるものは、持ち帰りの際に邪魔になってしまいます。

お花だけならよいですが、他にも持ち帰らないといけない荷物があるかもしれません。

お花を贈られた人がバスや電車などの公共交通機関で帰宅することも考え、持ち運びしやすいサイズのものを贈りましょう。

持ち帰り用の袋も一緒に渡すと喜ばれます。

安定して運べるように配慮して、花のサイズに合った大きさや形の袋を用意しましょう。

花言葉

同じお花でも、色によっては、否定的な表現や、ネガティブな意味の花言葉を持つものもあるので注意しましょう。

見た目の美しさも大切ですが、花言葉をしっかり確認してお祝いの場にふさわしいお花を選びましょう。

まとめ【退職祝いで花束に添えるメッセージの文例を読み込みましょう】

今回は、退職祝いで花束に添えるメッセージの文例と併せて、メッセージを添えた花束の渡し方や退職祝いにお花を贈るときのマナーについて解説しました。

退職祝いにおすすめの花束は以下のとおりです。

  • サンフラワー(ひまわり)の花束
  • ローズ(バラ)の花束
  • ラベンダーの花束
  • カーネーションの花束
  • オリーブの枝を添えた花束

それぞれの花言葉や特徴を理解したうえで、花束を贈りましょう。

「相手に喜ばれる素敵な花をプレゼントしたい」

「心から喜ばれる花の選び方がわからない」

「気持ちを込めて花を贈りたい」

などとお考えではありませんか?

お花の種類は多くて何を選んだらいいかわかりませんよね。

フラワー&フルーツいがらしでは、お花を1つひとつ丁寧にお作りし、丁寧にお届けします。人と人との心を繋ぎ、コミュニティを深めることで人や地域が 明るく豊かになる、お手伝いをしています。

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