【保存版】カーネーションの花言葉とは?色別・本数別でも詳しく解説
「カーネーションの花言葉が知りたい」
「母の日にカーネーションを贈る由来ってなんだろう」
「カーネーションを選ぶ際の注意点が知りたい」
などとお考えではありませんか?
本記事では、カーネーションの花言葉と併せて、母の日にカーネーションを贈る由来や本数別の花言葉、カーネーションを選ぶ際の注意点を解説します。
最後まで読むと、相手に喜ばれるカーネーションを選べます。
この記事の監修者
五十嵐 平
福井県生まれ。日本フラワーカレッジ卒業後、東京、南青山のフラワーショップで修行。現在は株式会社いがらしの代表。
常に贈る人、贈られる人の立場で、その瞬間が一生の思い出となるような感動をあたえられるように、サービス・商品の改善に努めております。
目次
そもそもカーネーションとは?
カーネーションはナデシコ科の多年生植物で、草丈が約10~30センチメートルに成長する特徴があります。
四季を通じて花が咲くため、一年中楽しめます。
この植物は主に南ヨーロッパや西アジアに自生しており、鉢植えや庭園、地面に植える用途に適しています。
特に珍しい青いカーネーションは「ムーンダスト」と称され、この色合いはペチュニアなど他の植物の遺伝子を組み込むことによって作られたものです。
青紫色のカーネーションは遺伝子の拡散を防ぐため、主に切り花として販売されています。
母の日にカーネーションを贈る由来
母の日の歴史は1910年に米国ウェストバージニア州で始まり、徐々に全米に広がりました。
この記念日は1914年に公式に確立され、アンナ・ジャービスの努力により、毎年5月の第2日曜日が母の日として定められました。
アンナの母、アン・ジャービスは南北戦争時代に負傷した兵士の世話をしており、「マザーズデー・ウォーク・クラブ」を設立して、敵味方関係なく兵士たちの衛生状態の改善に尽力しました。
アンが亡くなって2年後の1907年5月12日、アンナは母を記念する集会を教会で開催し、母が愛した白いカーネーションを参加者に配布したことが、「母の日」の始まりとされています。
この出来事を通じて、白いカーネーションは母の日の象徴として広く認識されるようになりました。
日本では母の日が広まったのは明治時代の終わり頃で、教会での行事を通じて徐々に知られるようになったとされています。
カーネーションの歴史
17世紀ごろにトルコで始まった「花に意味を込める」という習慣はヨーロッパ全域に広がり、その後様々な国で独自の花言葉が生まれました。
この風習が日本に伝わったのは明治時代の初めの頃です。
花言葉には固定されたルールがなく、その起源は特定されていないことが多いです。
日本では、伝承や花に関わる人々によって考え出された花言葉が多く、国や地域、時代によってその意味は異なります。
時代が変わっても、花に感情やメッセージを託すという伝統は変わらずに受け継がれているのが特徴です。
【色別】カーネーションの花言葉
色別のカーネーションの花言葉は以下のとおりです。
- 赤色のカーネーションの花言葉
- 濃い赤色のカーネーションの花言葉
- 白色のカーネーションの花言葉
- ピンク色のカーネーションの花言葉
- 紫色のカーネーションの花言葉
- 青色のカーネーションの花言葉
- 黄色のカーネーションの花言葉
順番に解説します。
赤色のカーネーションの花言葉
母の日において、赤いカーネーションは定番の選択肢です。
この花は「母への愛」「情熱的な愛」「愛の信頼」といった花言葉を持ち、母の日の祝いに最適な意味を込めています。
特に、母親の好みの色がわからない時や、どの色のカーネーションを贈るべきか決めかねる際に、赤いカーネーションを選ぶと良いでしょう。
赤色は間違いのない選択とされています。
濃い赤色のカーネーションの花言葉
「赤色のカーネーション」と一口に言っても、黒や茶色に近い深い赤色のカーネーションも存在します。
このような濃い赤色のカーネーションは、「欲望」や「悲しみの心」といった花言葉を持っています。
これらの花言葉は、時に否定的な意味合いとして受け取られることもあるため、贈り物として選ぶ際には慎重さが求められます。
白色のカーネーションの花言葉
白いカーネーションは「純粋な愛」「尊敬」「生きる愛情」といった肯定的な花言葉を持つ一方で、「愛の拒絶」という否定的な意味も含まれています。
歴史的に、娘が故人となった母への感謝を表して白いカーネーションを捧げるエピソードがありますが、この背景から母の日の贈り物としては適さないとされています。
白いカーネーションを選ぶ際は、その矛盾した花言葉に注意することが大切です。
ピンク色のカーネーションの花言葉
ピンクのカーネーションは、その柔らかな色合いで赤色のカーネーションと並んで高い人気を誇ります。
この色のカーネーションには「温かい心」「美しい仕草」「感謝」「上品さ」「女性への愛」といった魅力的な花言葉があり、それらが母の日の贈り物としての適切さを高めています。
ピンク色のカーネーションは、母への感謝と愛情を表現するのに理想的な選択です。
紫色のカーネーションの花言葉
紫色のカーネーションは、その洗練された色合いで「気品」や「誇り」といったポジティブな花言葉を持ちます。
しかし、同時に「気まぐれ」という少しネガティブな意味も含んでいるため、この色のカーネーションをプレゼントする際は、意図を明確にするメッセージカードを添えると良いでしょう。
そうすることで、花の美しさと共に、贈る人の心からの思いも伝わります。
青色のカーネーションの花言葉
青いカーネーションは、花の世界では珍しい色合いをしています。
この特別な青色は、「ムーンダスト」と名付けられたサントリーフラワーズによって開発された品種で、自然界には珍しい青色の色素を含んでいます。
このユニークな青色のカーネーションには「永遠の幸福」という美しい花言葉が与えられており、それを贈られた人は特別な喜びを感じることでしょう。
黄色のカーネーションの花言葉
多くの人が「母の好みは黄色」と考えて、母の日のプレゼントとして黄色のカーネーションを選ぶことがあります。
黄色いカーネーションは「美」と「友情」という意味の花言葉を持ち、まるで親友のような親子関係を表現するのに適しています。
母親の好きな色を取り入れることで、よりパーソナライズされた喜びをプレゼントできるでしょう。
カーネーションの本数別の花言葉
カーネーションは色によって様々な花言葉を持っていますが、贈る本数に応じてもその意味が変わることがあります。
本数によるカーネーションの花言葉は次のようになります。
- 1本:あなたは私の運命の人です
- 3本:あなたを愛しています
- 4本:あなたを一生愛し続けます
- 8本:あなたの思いやりに感謝しています
- 9本:いつまでも一緒にいよう
- 40本:あなたに永遠の愛を誓います
- 0本:永遠
- 99本:永遠の愛
- 108本:私と結婚してください
カーネーションを選ぶ際の注意点
母の日にカーネーションを選ぶ際には、色の意味に配慮することが重要です。
特に「深い赤」「黄色」「紫」「白」といった色は、一部に否定的な花言葉を持っているため、母の日のギフトとしては避けた方が無難です。
近年は、色の変化を楽しめるカーネーションや、異なる色のカーネーションを組み合わせた寄せ植えのプレゼントが人気を集めています。
お母さんに喜んでもらうために、好みの花言葉を組み合わせて選ぶのも良いでしょう。
まとめ【カーネーションの花言葉を理解しましょう】
今回は、カーネーションの花言葉と併せて、母の日にカーネーションを贈る由来や本数別の花言葉、カーネーションを選ぶ際の注意点を解説しました。
カーネーションは色によって意味が異なります。
贈る相手のことを考えて最適なカーネーションを選びましょう。
- 「相手に喜ばれる素敵な花をプレゼントしたい」
- 「心から喜ばれる花の選び方がわからない」
- 「気持ちを込めて花を贈りたい」
などとお考えではありませんか?
お花の種類は多くて何を選んだらいいかわかりませんよね。
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