退職祝いに最適!心に残る花束ガイド|渡し方や相場も紹介
あなたは、大切な人の退職を前にして、どのような花束を選べば喜ばれるか、どのように感謝の気持ちを表現すればいいのか、悩んでいるのではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたのために、退職祝いに最適な花束の選び方から、渡し方、予算の相場まで、具体的な方法を解説します。
これを読めば、あなたも退職する同僚や上司に対し、最適な花束を選び、心からの感謝を形にして伝えることができます。
この記事で、あなたが抱える疑問を解消し、心温まる送別の場を演出するための一助となれば幸いです。
この記事の監修者
五十嵐 平
福井県生まれ。日本フラワーカレッジ卒業後、東京、南青山のフラワーショップで修行。現在は株式会社いがらしの代表。
常に贈る人、贈られる人の立場で、その瞬間が一生の思い出となるような感動をあたえられるように、サービス・商品の改善に努めております。
目次
退職者におすすめのお花の種類
退職者におすすめのお花の種類は以下のとおりです。
- バラ
- トルコキキョウ
- オンシジューム
- ユリ
- デンファレ
順番に解説します。
バラ
バラはお祝いの際に欠かせない花で、特に退職のお祝いで選ばれることが多いです。
特にピンクのバラとオレンジのバラは、その人気の高さからおすすめです。
ピンクのバラは「感謝」を意味する花言葉を持ち、これまでの感謝の気持ちを表現するのに最適です。
その上品で愛らしい見た目は、女性へのフラワーギフトにぴったりです。
一方、オレンジのバラはその暖かみのある色合いで男女問わず愛されており、「絆」を象徴する花言葉が、共に努力してきた関係性を称えるのに適しています。
トルコキキョウ
ドレスの層のように重なった花びらが特徴のトルコキキョウは、新たな始まりの日に相応しい美しい花です。
この花を使えば、洗練されたかつ豪華な印象の花束やフラワーアレンジメントが完成します。
トルコキキョウは男女問わずに支持されており、その花言葉には「優美」や「すがすがしい美しさ」が含まれています。
これらは新しいステージへ進む際の祝福にぴったりなメッセージを伝えます。
オンシジューム
オンシジュームの花はその黄色い色合いと形が蝶々のようで、明るく華やかな印象を与えます。
退職祝いなどの特別な場に花束やアレンジメントに加えることが多いです。
各花はそれほど大きくはないですが、枝分かれする茎に多くの花がつくため、全体としてはとても豪華に見えます。
これを花束に含めると、そのボリューム感が増し、フラワーギフト全体を一層豊かで豪華な雰囲気に変えることができます。
ユリ
ユリはその一つ一つの花が大きく、美しく、退職祝いを含む多くのお祝い事で花束やアレンジメントに用いられています。
見た目の美しさだけでなく、ユリはその豊かな香りでも知られています。
すべての品種が強い香りを持つわけではありませんが、香り高い花を楽しむ場合にはユリが特におすすめです。
また、「ゆりさん」や「さゆりさん」など、名前に「ユリ」を含む方への贈り物としても、ユリを選ぶというのは意味がある選択と言えるでしょう。
デンファレ
デンファレは、お祝いの場でよく見る胡蝶蘭に似た花姿を持っており、そのため祝事に適した花としての印象が強いです。
この花の上品で高級感あふれる姿は、豪華で洗練されたフラワーギフトを求める方に好まれています。
単独で花束を作ることも、他の花々と組み合わせることも一般的で、どちらもプレゼントとして頻繁に選ばれます。
デンファレの花言葉には「有能」などが含まれているため、特別な意味を込めた贈り物としても素晴らしい選択です。
関連記事:定年退職祝いにおすすめのお花5選|選び方や相場についても解説
退職者に花束を贈るときの言葉
退職者への花束を贈る際には、感謝の気持ちや今後の幸福を願う心温まるメッセージを添えることが一般的です。以下にいくつかの例を示します。
- 長年のご勤務、本当にありがとうございました。これからの人生も健康と幸せが満ち溢れることを心からお祈りしています。
- あなたの尽力と情熱に深く感謝しています。新たな章が、あなたにとってさらに素晴らしいものになりますように。
- これまでのご支援とご指導に感謝いたします。退職後も変わらぬ幸運をお祈りします。
- お疲れさまでした。これからはご自身の時間を楽しまれ、新しい趣味や旅行を存分にお楽しみください。
- 一緒に働けたことを誇りに思います。退職後も末永い健康と幸せを願っています。
これらの言葉は、退職者への敬意と感謝、そして未来への祝福を込めています。花束とともにこれらの言葉を贈ることで、退職者の新たな旅立ちを心強く後押しすることができます。
退職者に花束を贈るときの注意点
退職者に花束を贈るときの注意点は以下のとおりです。
- 悪い花言葉を避ける
- 香りが強すぎないお花を選ぶ
- 大きすぎる花束を避ける
順番に解説します。
悪い花言葉を避ける
花言葉にはさまざまな意味が込められており、中には意外と驚くようなものもあります。
退職祝いの花束を選ぶ際には、それぞれの花が持つ花言葉をしっかりと確認することが重要です。
特定のシチュエーションにふさわしくない花言葉を持つ花もあるため、選択には注意が必要です。
例えば、日本の国花であるキクは、仏事で使われることが多く、一般的にはポジティブなイメージが少ないため、退職祝いには適していないかもしれません。
一方で、カーネーションやトルコギキョウのように、結婚式や様々なギフトシーンで広く使われる花もあります。
香りが強すぎないお花を選ぶ
多くの草花や花木には、香りが特徴的なものもありますが、中には非常に強い香りを持つものも存在します。
例えば、日本の三大香木の一つであるキンモクセイは、その上品で甘い香りが特徴です。
しかし、その香りがトイレの芳香剤に似ていると感じる人もいるため、一部では好まれないこともあります。
さらに、花を摘んだ後も強い香りが持続するため、花束としては適さない場合があります。
大きすぎる花束を避ける
退職祝いの花束を選ぶ際は、公共交通機関での持ち帰りが容易なコンパクトなサイズが推奨されます。
大きすぎる花束は持ち運びに不便であり、花が潰れてしまうリスクも高まります。
そのため、持ち帰りやすく、見た目も美しい中型サイズの花束が適切です。
また、花束用の袋を提供することで、さらに持ち運びやすくなります。
贈る相手の帰宅手段や持ち帰る荷物の量を事前に確認し、それに合わせて花束のサイズを選ぶと良いでしょう。
退職者への花束の渡し方
花束を持つときは、初めに左手で花の部分を持ち、右手で茎の部分を持ちます。
渡す直前に、花の部分を右手に、茎の部分を左手に持ち替えてください。
これにより、受け取りやすく茎側が相手の方向に向くように渡せます。
花束を渡す際は、下から支える形で手渡しすると良いでしょう。
もし受け取る側が左利きであれば、この持ち方と渡し方を逆にしてください。
退職祝いで花束を渡すタイミング
送別会では、会が盛り上がっている瞬間に花束を渡すと、その場の雰囲気が一層高まります。
通常、主賓のスピーチが終了した後や、出席者全員が立っているタイミングが花束を渡すのに適しています。
これは、主役の挨拶により会場が一層活気づき、その流れで花束を渡すことが自然でスムーズだからです。
公の場での送別会では、フォーマルな方法で花束を渡すことが望ましいです。
一方、親しい人たちだけの小規模な送別会の場合は、形式に拘らず自由なスタイルで花束を渡しても問題ありません。
関連記事:退職祝いの花束の相場|おすすめのお花や花束を贈る際のマナーを解説
退職祝いの花束の相場
退職祝いに贈る花の価格は、贈る相手との関係や状況によって異なります。ここでは、複数人で花を贈る場合の一般的な価格帯を示します。
- 定年退職する上司には10,000円から20,000円
- 転職する上司や先輩には5,000円から10,000円
- 転職する同僚や後輩には3,000円から5,000円
個人から贈る場合は、これらの金額の約半額が適当とされています。
また、両親や家族が定年退職する場合の花の相場は5,000円から30,000円で、ここでは価格にそれほど重きを置かない傾向があります。
まとめ【退職者のことを考えて花束を贈りましょう】
退職の際に贈る花束は、長年の努力と貢献に対する感謝の象徴です。
花束の選び方には、相手の好み、職場の文化、そして予算が重要な要素となります。
適切な花束を選ぶことで、退職者への敬意と感謝の気持ちを適切に表現できます。
特に重要なポイント
- 手の好みと職場文化に合わせる:花の種類や色を選ぶ際は、相手が好むもの、または職場の雰囲気に合うものを選ぶ。
- 予算設定:複数人で贈る場合は各々が出しやすい額を考慮し、個人で贈る場合は5,000円から10,000円が一般的。
- 花言葉を考慮:ネガティブな意味合いの花言葉は避け、希望や感謝を象徴する花を選ぶ。
- サイズは実用的に:大きすぎず、持ち運びやすいサイズを選ぶ。
この記事を参考にぜひ退職者に素敵な花束を贈りましょう。
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「気持ちを込めて花を贈りたい」
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