母の日になぜカーネーションを贈るのか?おすすめの色や渡すタイミングも紹介

母の日になぜカーネーションを贈るのか?おすすめの色や渡すタイミングも紹介

「母の日になぜカーネーションを贈るのかな?」

「母の日におすすめのカーネーションの色が知りたい」

「メッセージの内容って何書けばいいのかな?」

などとお考えではありませんか?

本記事では、母の日にカーネーションを贈る理由と併せて、カーネーションの花言葉や渡すタイミング、贈る注意点について解説します。

最後まで読むと、理由がわかるため、心から気持ちを込めて贈れます。

この記事の監修者

五十嵐 平

福井県生まれ。日本フラワーカレッジ卒業後、東京、南青山のフラワーショップで修行。現在は株式会社いがらしの代表。
常に贈る人、贈られる人の立場で、その瞬間が一生の思い出となるような感動をあたえられるように、サービス・商品の改善に努めております。

母の日になぜカーネーションを贈るのか?

母の日になぜカーネーションを贈るのか?

日本の「母の日」の由来は、アメリカにあります。

1907年5月、母を亡くした少女、アンナ・ジャービスは、亡き母を敬い偲ぶ会を教会で開き、そこで母親の好きだった「白いカーネーション」を祭壇に手向けました。

アンナの母への思いに感動した参加者は、翌年の5月にも協会に集まり会を開催しました。

アンナは友人たちに、母親を母親を敬い感謝する「母の日」を祝うことを提案し、それが全国で広まっていったと言われています。

1914年には、アメリカ合衆国で「母の日」が公式に5月の第二日曜日に制定されました。

この日は、アンナが記念として母が愛した白いカーネーションを配ったことから、これが母の日の象徴となりました。

時間が経つにつれ、白いカーネーションは故人である母親を記念する花として、そして赤いカーネーションは生存している母親に捧げる花として贈られるようになりました。

特に「赤いカーネーション」は、アンナの母への深い愛情を象徴しています。

日本に「母の日」が伝わったのは1913年です。

アンナの考えを共有した女性宣教師たちが推進力となり、母の日は徐々に世界中に広がっていきました。

当初、日本では母の日の具体的な日付は定まっていませんでしたが、第二次世界大戦後の1949年ごろに、アメリカと同様に5月の第二日曜日が母の日として広く認知され定着していきました。

母の日におすすめのカーネーションの色

母の日におすすめのカーネーションの色

母の日におすすめのカーネーションの色は以下のとおりです。

  • 赤色のカーネーション
  • ピンク色のカーネーション
  • オレンジ色のカーネーション

順番に解説します。

【おすすめの色①】赤色のカーネーション

赤色のカーネーションの花言葉は「母の愛」「愛を信じる」「熱烈な愛」です。

母の日にぴったりの花言葉です。

赤といえば情熱をイメージする色で、定番なので、無難な色を選びたい人は「赤色のカーネーション」を選びましょう。

【おすすめの色②】ピンク色のカーネーション

ピンク色のカーネーションの花言葉は「感謝」「上品・気品」「温かい心」「美しい仕草」です。

とくに「感謝」の花言葉は母の日にぴったりですね。

ピンクは女性らしい色なので、喜ぶでしょう。

【おすすめの色③】オレンジ色のカーネーション

オレンジ色のカーネーションの花言葉は「純粋な愛」「熱愛」「清らかな慕情」です。

恋人向けの花言葉ですが、愛情を注がれたからこそ、「愛」を込めてオレンジ色のカーネーションを贈りたいですね。

【母の日】カーネーションのダメな色

【母の日】カーネーションのダメな色

カーネーションのダメな色は以下のとおりです。

  • 白色のカーネーション
  • 黄色のカーネーション

順番に解説します。

白色のカーネーション

白色のカーネーションの花言葉は、「尊敬」「純潔の愛」「泣き母をしのぶ」です。

素敵な花言葉もありますが、「泣き母をしのぶ」という意味もありますので、母の日に顕在中の母に白を贈るのは避けた方がよいでしょう。

黄色のカーネーション

黄色のカーネーションの花言葉は、「軽蔑」「美」「嫉妬」です。

黄色のカーネーションは、見た目が渋く、素敵ですが、花言葉がネガティブなので避けた方が良いでしょう。

母の日にカーネーションを渡すタイミング

母の日にカーネーションを渡すタイミング

カーネーションは母の日の象徴的な花であり、その贈り物には特別な意味が込められています。タイミングを選ぶことで、その感謝の気持ちをより深く伝えられます。

  • 早朝のサプライズ
  • 朝食時
  • 家族が集まる時
  • 一日の終わりに

順番に解説します。

早朝のサプライズ

母が目覚める前に、彼女の枕元や食卓にカーネーションを置くことで、一日の始まりを美しく演出します。

朝食時

家族が一緒に朝食をとる時間にカーネーションを渡すことで、一日の始まりを特別なものにし、母親を讃える時間を持ちます。

家族が集まる時

家族が揃う昼食や夕食の時にカーネーションを渡すことで、その場の雰囲気をより温かくし、家族全員で母親への感謝を表現します。

一日の終わりに

一日が終わる時にカーネーションを渡すことで、母親に対する感謝の気持ちを再確認し、心温まる夜のひとときを演出します。

このように、カーネーションを渡すタイミングは、母親への感謝の気持ちをどのように表現したいかによって異なります。最も重要なのは、その瞬間が母親にとって意味のある、忘れがたいものになるよう心がけることです。

母の日にメッセージカードを添えるのがおすすめな理由

母の日にメッセージカードを添えるのがおすすめな理由

メッセージカードなら、いつもなら恥ずかしくていえない「生んでくれてありがとう」「いつもありがとう」という素直な気持ちが伝えられるからです。

短い文章でも、お母さんはきちんと受け取って喜んでくれます。

いつもはいえない感謝の気持ちを、ぜひ「母の日」に伝えてみてください。

【母の日】カーネーションを渡す際に添えるメッセージの文例

【母の日】カーネーションを渡す際に添えるメッセージの文例

母の日にカーネーションを贈る際、花だけでなく心を込めたメッセージを添えることで、その贈り物の価値をさらに高められます。ここでは、感謝と愛情を伝える効果的なメッセージの例をいくつか紹介します。

  • シンプルで心温まるメッセージ
  • 感謝を表すメッセージ
  • 詩的なメッセージ
  • 励ましと感謝を込めたメッセージ

順番に解説します。

シンプルで心温まるメッセージ

「いつも支えてくれてありがとう。今日は特別な日、心から感謝を込めて。」

「母さんがいることが、僕/私の日々の力です。母の日おめでとう!」

感謝を表すメッセージ

「母さんの愛と支えにいつも感謝しています。今日はそのすべてに感謝を込めてカーネーションを送ります。」

「いつも家族のために尽くしてくれてありがとう。あなたがいてくれることが、私の最大の幸せです。」

詩的なメッセージ

「春の風にのせて、優しさと愛情のすべてを込めて。この花のように、あなたの愛がいつも私たちを温かく包み込んでいます。」

「あなたは私の心の庭に咲く、最も美しい花。母の日の今日も、いつもと変わらぬ愛を込めて。」

励ましと感謝を込めたメッセージ

「これまでのすべてにありがとう、そしてこれからも一緒に歩んでいこう。あなたは私の永遠のサポートです。」

「あなたの強さと優しさにいつも励まされています。今日はあなたに世界中の幸せが訪れますように。」

これらのメッセージは、カーネーションと共に、あなたの感謝と愛情を母親に伝えるのに役立ちます。どのメッセージも個々の感情や関係性に応じてカスタマイズすることが可能ですので、自分の言葉で感情を表現してみてください。

母の日にカーネーションを贈るうえでの注意点

母の日にカーネーションを贈るうえでの注意点

母の日にカーネーションを贈る際には、以下の注意点を心掛けることで、より感謝の気持ちが伝わる贈り物となります。

  • 色の選択
  • 新鮮な花を選ぶ
  • 適切な梱包と保管
  • メッセージカードの添付
  • 贈るタイミング

順番に解説します。

色の選択

カーネーションの色はその意味に大きく影響します。

白いカーネーションは故人である母親への記念として、赤いカーネーションは生存している母親への愛と感謝を表すのが一般的です。

ピンクのカーネーションは感謝と愛情を象徴し、どの母親にも適しています。

新鮮な花を選ぶ

カーネーションを購入する際は、新鮮で元気の良い花を選びましょう。

花が長持ちするよう、茎がしっかりとしており、花びらに損傷がないものを選ぶことが重要です。

適切な梱包と保管

花を贈る場合は、適切な梱包が必要です。

特に郵送や配達を利用する場合は、花が傷まないように注意深く梱包し、温度変化に弱いことを考慮してください。

花が届くまでの環境を考慮し、可能な限り涼しい場所で保管することが望ましいです。

メッセージカードの添付

メッセージカードはカーネーションと一緒に贈ると、よりパーソナルなタッチが加わります。

心からの感謝の気持ちを綴った手書きのメッセージを添えることで、贈り物がより特別なものになります。

贈るタイミング

母の日当日の朝早くや、一日の始まりにカーネーションを渡すことで、その日を特別なものにできます。

また、直接会えない場合は、前日に配達されるよう手配すると良いでしょう。

これらの点に注意を払いながらカーネーションを選び、準備することで、母の日のプレゼントがより心に残るものになります。

まとめ【母の日にカーネーションを贈る理由を理解しましょう】

今回は、母の日にカーネーションを贈る理由と併せて、カーネーションの花言葉や渡すタイミング、贈る注意点について解説しました。

母の日におすすめのカーネーションの色は以下のとおりです。

  • 赤色のカーネーション
  • ピンク色のカーネーション
  • オレンジ色のカーネーション

お母さんのイメージに合ったカーネーションを贈りましょう。

  • 「相手に喜ばれる素敵な花をプレゼントしたい」
  • 「心から喜ばれる花の選び方がわからない」
  • 「気持ちを込めて花を贈りたい」

などとお考えではありませんか?

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